山形県酒田市は、日本海に面する湊町。江戸時代に於いては全国有数の穀倉地帯の中心都市で北には鳥海山がそびえる町。
創業は明治26年（1893年）。廻船問屋を営んでいた佐藤家が「金久きんきゅう」という銘柄で世に出したのが酒造りのはじまり。
昭和のはじめに当家に長男が誕生したのを機に、みんなに愛され喜ばれるようにとの願いを込めて酒名を「初孫」と改めた。
酒造りとしては、全量生酛（きもと）造りで行っており、奥行きのある味わいを特長としており、近年民間では世界最大規模でイギリスで開催されているIWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)に於いては2018年には最優秀酒蔵賞を受賞し2019年には2年連続部門別で第1位（トロフィー）受賞をしております。
料理との相性に是非全量生酛の味わいをお楽しみください。