江戸時代より明治にかけて焼き物の積出港として栄えた伊万里。
荷に書かれた伊万里の印より、その焼き物は「古伊万里」と呼ばれ現在に至るまで世界中の方に愛されています。
前田家（古伊万里酒造）は、江戸時代伊万里の港で呉服店を営んでいましたが、明治42年に酒蔵に転身。
佐賀県西部、伊万里市にある700石の小さな酒蔵です。米どころは酒どころ。
佐賀平野で取れた酒米、有田白磁の名水で醸される酒は100年もの間地元の方に愛されてきました。
焼き物「古伊万里」に負けぬようにと昭和46年「清酒古伊万里」を発売。日本中いや世界中の皆様に愛飲して頂きたいとの想いを抱き醸し続けています。
そして2008年4月、地酒専門店専用酒「古伊万里 前（こいまり さき）」を発売。さらなる前進を図るために”前に前に”と進んで参ります。
私たちは歴史と伝統を守りつつ、時代にマッチした日本酒のあり方を追求して参ります。
伝統の伊萬里焼、歴史とロマンの古伊萬里。
古代から恵まれた風土と人情と代々受け継がれた技法を守り、酒造り一筋に培ってきた技法を集結して受け継がれていく味と情熱、歴史の深みを出す酒へのこだわり・・・。
「古伊万里 前」が次世代までご愛飲頂けるよう励んで参りますのでよろしくお願い致します。