「木ノ環」に関しては残糖を少なくしますと、木の風味や清涼感を若干えぐみとして感じてしまうため、甘さで少しマスキングするような形でバランスを整え、七本鎗としては若干甘みのあるタイプとしております。
その結果、木のニュアンス、米の旨み、甘み、酸味などの要素がバランスよく混在した自然な味わいとなっています。
まだ木桶仕込みを始め4年目ではありますが、七本鎗の酒質は木桶と相性が良いと感じています。
七本鎗定番の玉栄60％のスペックでありながら、定番の七本鎗 純米玉栄(緑ラベル)とはまた違い、軽やかな甘みと酸による心地よさ、木桶の清涼感を伴うニュアンスがバランスよく混在し、その中に七本鎗らしさもしっかりと併せもっています。
地元契約農家「お米の家倉」の農薬と化成肥料を限りなく抑えた減農薬栽培米の玉栄で醸しました。
(蔵元コメント)

未成年者の飲酒は法律で禁止されています